
お正月のアレンジメントを片付ける時に、使われていたキンカンの小枝が可愛くて、ドライにしたらどんな風になるかな?と、なんとなく取って置いていた。
それからほぼ1ヶ月経って、ふと思い出し見てみたら、実の方はシワシワに萎んで色はくすんでしまっているし、枯葉はクルクルと巻き込んで堅い芯のようになっていて。
あらら、こんな感じになっちゃったか。
捨てようかなって摘んだら、萎びた実がこっちを向いておばあちゃんみたいな顔で笑いかけてきた。葉っぱなんかはまるで古い着物の袖を振り上げて「バンザーイ!」ってしているようじゃないの。
結局花瓶に戻し、「キンカンばあちゃん」と命名。
もうしばらく見守っていてもらおう。