マンハッタン到着

久しぶりのニューヨーク。
毎年行こうと心に誓っておきながら、なんと7年ぶりである。
前回訪れた時に美術館の監視員、駐車場の守衛、ドーナツ屋の店員、カフェで話しかけてきた人 etc.
明るくフレンドリーな黒人たちだったが彼らが言葉にした白人に対する共通の思い。
初めて会った私に皆なぜわざわざ告げたんだろう?
おかげでそれ以来私の心のどこかにずっとひっかかっていて、
ニューヨークのことを考える度に常にセットでつきまとうことになってしまったのだ。
果たして今回は何を思うだろう?
オバマ政権になってからの変化を私は感じ取ることができるだろうか?
さて、今回借りたのはアッパーイーストのアパートメント。
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キッチンが広い!コンロ口が4つもついてる。
サリュチェフ火山の噴火の影響もあってフライトは大幅に遅延。
機内で一睡もしなかったせいで、もう27時間起きっぱなし。
頭グラングラン、おしゃべりで親切な管理人さんの説明も上の空。
ひとまずお風呂に入って、
先人が残していったワインをいただいてバタンキュー。

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パリ、アパルトマンを借りて暮すような旅

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2007年5月、ヴォージュ広場のそばに素敵なアパルトマンを借りて2週間ほど過ごしました。今回の旅のテーマは、ずばり「パリに暮らす」。マルシェでお買い物してお料理したり、部屋にお花を飾ったり、カフェや公園でのんびりしたりetc.
新緑の5月、この時期パリはそんな過ごし方がピッタリです。
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パリで最も美しいと言われる(映画『パリ・ジュテーム』より)ヴォージュ広場。奥に見えるレンガ色の建物が今回滞在したアパルトマンです。
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近づいてみると、こんな感じです。
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アパルトマンの入り口。
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古い建物なのでエレベーターはありません。
ら旋階段をぐるぐると上がって行きます。
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さあお部屋に到着。中はこんな感じでとても素敵なお部屋です。55平米の広さでゆったり過ごせそう。
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窓は西向きなので、サンセットが楽しめます。これ、9時ちょっと前の景色。
この時期、パリは日が長くて夜9時をまわらないと暗くなりません。
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アパルトマンのから10分ほど歩いたところに、FIGARO Japon2007/6/5号のお総菜特集にでていた「シュプレーム・デュ・マレ」があります。そこの古株シルヴィさん。お総菜はとっても美味しかったです。
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北マレにあるピカソ美術館もアパルトマンからは歩いて10分くらい。
絵画を始め彫刻、デッサン、版画などなどピカソの初期から晩年までの作品がな〜んと3000点以上とか。 見ごたえたっぷり。
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ピカソを堪能した後は、ヴォージュ広場に戻って一休み。アパルトマンの目の前が公園だなんて贅沢。
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木陰で飲むビールとサンドウィッチは格別に美味しくて。
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スーパーで食材を調達。ヘアムースやティッシュペーパーなんかもラベルがお洒落。
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キッチンがちゃんとしているからお料理もできるんです。
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こんな晩ご飯になりました。
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朝ご飯もしっかり作って。
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今日はセーヌ川沿いを歩いて、シテ島の花市に部屋に飾るお花を買いに行こう。
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てくてく行くとノートルダム寺院の側も通ります。
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シテ島の花市に到着。ここまで結構歩いたなあ。
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わあ!お花が綺麗〜。
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またセーヌ川沿いを散歩して帰りたいけど、
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お花が枯れたら大変だから、メトロで戻ろうっと。
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シャクヤク。フランス語でPivoineです。映画「ロシュフォールの恋人たち」の中でカトリーヌ・ドヌーヴがお部屋に飾っていたのがとても素敵で真似したいなと思っていたんです。
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ランチはアパルトマンの下のcafe HUGOで食べてみよう。いつも賑わって人気店なのです。
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午後からは庭園を眺めたり、
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ブランクーシのアトリエを覗いたり、
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街頭のミュージシャンの演奏に立ち止まったり。
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レストランのメニューにも魅かれるけど、
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今日は部屋にお花を飾ったから、チキンとワインを買って部屋でのんびり過ごそう。チキンはお肉屋さんで丸焼きを半分に切ってもらって、ワインは小さな商店でボルドーの赤を。
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さあいただきます。
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早起きした土曜日は、ヴァンヴの蚤の市に行ってみよう。テントがかわいいお店がいっぱい。
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食器から工具から家具や衣類など、いろんなものが売っています。これ、壁に取り付けるタイプの陶器のコーヒーミル。かわいい!!
セ・コンビアン?
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部屋で使うのにちょうどいいコーヒーカップ&ソーサーをみつけました。2客で5ユーロのお買い得。フォションのお菓子パッケージと同じスモーキーピンクが気に入って。並べてパチリ。
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ラスパイユのマルシェへ。ここはパリで一番大きなビオ(オーガニック)マルシェなんですって。
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マルタ島から友人が合流するので、はりきっていろいろ買い込んでみました。マッシュルーム、ナス、ズッキーニ、ブロッコリー、テリーヌ、ソーセージ、オリーブの酢漬け、タラの輪切り、クロワッサン、フランスパン、ヨーグルト、マンゴー。これら全部ビオなんです。
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タラはオリーブオイルでソテーして、マッシュルームを添えて。グリーンサラダもったっぷりと。
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マドレーヌ広場の近くのLAVINAというワインショップ。ここの地下には見事なシャトーものがズラリ。
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2Fのレストランではショップで買ったワインを定価のまま持ち込むことができます。料理も大変美味しくて。
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買ったワインはこちらの赤白1本ずつ。どちらもビオワインです。
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晩ごはんは昨日マルシェで買ったソーセージで。赤のワインにピッタリな味。
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晩ごはんの後も外は明るいから夜遊びしたくなってしまう。近くのお洒落なバーcafeBACI。照明ダウンで外より店内の方が暗いくらい。
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今日は鉄道に乗ってベルサイユ宮殿に行ってみよう。
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RER C線の終着ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅で降りて、地図で位置を確認。ここから500~600mくらいかな?
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こんな並木道を歩いていくんです。
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あ、見えてきた。駐車場が広〜い!
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宮殿の近くまで着きました。青空によく映えるなあ。
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宮殿の中はとにかく素晴らしくて。感動のため息が堪えない。
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周りに高い建物がいっさいないので空が広いんです。
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プチ・トランに乗って、マリー・アントワネットの庭(プチ・トリアノン)にも行ってみました。
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まるでバルビゾン派の絵画の中に入り込んだよう。
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この時期バラが満開なんです。
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さて、帰国する日も近づいてきました。この辺で、パリで見つけた素敵なショーウィンドウの写真などを紹介します。これはオリーブオイルやレモンオイルのお店。
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こちらは石鹸。
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美味しそうなお肉屋さん。ホームパーティーしたくなっちゃう。
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本屋さんです。レコードのジャケットみたい。
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それからパリで出会った人たち。色鮮やかな帽子やアクセサリーは全て彼女の手作りです。
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このワンチャン、いつもこの場所に寝そべっているの。
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「僕を撮って!」って、大きな目をクリクリさせたかわいい少年。
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マルシェの果物やさんに、
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フォアグラの缶詰めやさん。日本の雑誌にもよく取り上げられてるんですって。さすがにカメラ慣れしています。
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さあ出発の日。朝ごはんもしっかり食べて。
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お世話になりました。素敵なパリをありがとう!
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おしまい。